Q & A

女性医師ですが、このプログラムに参加しても大丈夫ですか?

もちろんです。
これまで何人もの女性医師が私たちの施設で泌尿器科研修を受けています。研修期間中の出産や育児の前例はこれまではありませんが、時短勤務や当直日程の調整など柔軟に対応します。

埼玉医大には川越の総合医療センターにも泌尿器科プログラムがあって違いが分かりにくいのですが。

総合医療センター(以下川越と略します)と大学病院は同じ埼玉医大グループです。
しかし人材のリクルートは同じ診療科であっても別組織として行ってきた歴史があります。よって現在でも多くの診療科が川越と大学病院でそれぞれ別の専門研修プログラムを運営しています。泌尿器科ではこれまで3病院共通のプログラムで研修を行ってきましたが、2023年度から川越を基幹施設とするプログラムも日本専門医機構に承認されました。詳細こちら
このホームページのプログラムでは、「3病院」の名前は残していますが、実際は大学病院と国際医療センターのスタッフが中心となって指導を行います。

どこに住めばいいのですか?

都心へのアクセスが便利な東武線の沿線で、川越~東毛呂の間がお勧めです。JR八高線はリラックスできて乗り心地がいいのですが、本数が少ないので、都心への移動や通勤には不向きです。

当直体制やオンコールはどうなっていますか?

(大学病院)
各科当直は泌尿器科と脳外科の2科交代でおこなっています(2023年1月現在)。研修医の割り当ては月4回程度です。今後、働き方改革に合わせて、院内の当直体制が大幅に刷新される予定です。

(国際医療センター)
各科当直は泌尿器腫瘍科、乳腺腫瘍科、婦人科腫瘍科の3科交代でおこなっています(2023年1月現在)。研修医の割り当ては月4回程度です。

(オンコール)
大学病院、国際医療センターともに、他科が当直をおこなっている日がオンコールとなります。オンコールは原則研修医に割り当てています。他科の当直が対応困難なため、オンコール医の登院が必要となる頻度は5回に1回程度です。

毛呂や日高はとても田舎だと聞いています。仕事以外がつまらなくないですか?

つまらなくないです!
近くにはグランピングサイトやパラグライダー場など自然のなかでのアクティビティを楽しめる施設がたくさんあります。渓流釣りやソロキャンプを始めたければ、指南できる達人を紹介します。冬場は関越高速道路の最寄りインターから長野や群馬のスキー場へ容易にアクセスできます。小江戸川越は趣のある観光スポットですし、川越から池袋までは東武線で30分、中目黒まで最短で50分です。

研修期間中に学会発表とか研究とかはやらなくていいのですか?

地方会等での症例報告は担当を割り当てて研修医に経験してもらっています。カルテ情報を抽出しておこなう後方視的な臨床研究は、臨床業務にある程度余裕がでてきたときに興味を持って自発的に取り組んでもらうことを期待しています。

大学病院勤務が多いと、給料が安いのではないですか?

一般的に大学病院で勤務する医師の多くは、平日に週2コマ(半日×2)の外勤を行うことで給与水準を公立病院勤務医と同等レベルに保っています。本プログラムの1年目は大学病院勤務ですが、泌尿器科の一般外来診療を研修するためにも、近隣病院の外来パートを最低週1コマ割り当てています。また大学病院では時間外や休日の泌尿器科緊急手術、またオンコールの緊急呼び出しに対しても手当てが支給されています。2年目の国際医療センターでは、良性疾患を含む一般外来診療を継続して研修するためにも、原則週2コマの外来パートを割り当てています。
具体的な給与収入金額についてはこちらにお問い合わせください。現在研修中の研修医からお返事いたします。

他大学出身ですが、なじめますか?

もちろんです!
残念ながら埼玉医科大学の卒業生の多くは専門研修を母校から離れて受ける傾向があります。なので、基幹施設や連携施設で泌尿器科の研修をしている埼玉医大卒業生もまだ少ないです。また基幹施設、連携施設の指導医もほとんどが他大学出身ですので、なじめないということはありえません。