かつて埼玉医科大学病院の泌尿器科医師たちは、1500もの病床を有する地域医療の砦のなかで、患者さん主体の医療を追求していました。 やがてガンや心臓病の高度な専門医療を提供する国際医療センターが開設されると、教室員たちはさらなる高みを目指すため２つの施設にそれぞれ分かれてゆきました。 大学病院では尿路結石や排尿障害、そして尿路感染症などの泌尿器科common diseaseにこそ、もっとも質の高い医療を提供すること。搬送されてくる治療困難な重症疾患に対して、他科と協力して立ち向かうこと。
国際医療センターでは大学病院と相補的な関係を維持しながら、より専門的な泌尿器がん診療に注力すること。国内有数の泌尿器がん症例に対して、限られたマンパワーの中でもっとも高度な医療水準の維持に努めること。
令和となった今日、使命や目的がときに異なる私たちが、未来の医療を担う若者のために、ふたたび連携を深め人材や情報の交流を推進しています。 この研修プログラムでは私たち大学病院、国際医療センターのスタッフが中心となってあなたのキャリアをサポートします。